GIMER-STICK

エポキシのブログ

言い間違い、書き間違い

エポキシとは全然関係ないはなし。

メールをやり取りしていると「書き間違い」をよく見かけます。

一番多いのは、私の名前を間違えるひと。
私の名は「永瀬」です。
「長瀬」と書く人が非常に多い。10回のうち1、2回は間違っている!!
名前を間違えられるというのは気持ちがいいものではない。
相手の名前を間違えるのは大変失礼なこと。ちゃんと確認して書いてほしいものです。

○「パイント」
×「パイン」「バイン」「バイント」
量の単位の「パイント」。これも間違える人が多い。正しくは「パイント」。英語では「PINT」。1パイントは16オンス。1/2クォートと同量。1ガロンの1/8になる。およそ473ml。(アメリカで使われているポンド・ヤード法は十進法でないのでややこしいが・・)
間違いでは、最後の「ト」が抜けてしまっているひとがおおい。あと、「パ」「バ」を間違っているひともよくいます。
イギリスでは、ビールのジョッキが1パイントだ。ただし、英パイントは568mlで米パイントと異なる。
沖縄では、戦後のアメリカの長い統治の影響で牛乳パックやジュースなどは、1パイント(473ml)や1クォート(2パイント)(946ml)が今だにある。

「ロットフィックス」という製品があります。木材補修用の低粘度エポキシです。
これを「ロトフィックス」というひとがよくいます。くじの「ロトシックス」と混ざったのか?
「ロットフィックス」は英語では「ROT」(腐る)と「FIX」(直す)を合わせた造語と思われます。
くじの方は「LOT」です。発音はどちらも日本語で書けば「ロット」に近いです。日本人が不得意な「R」と「L」の違いです。

よく電話ではなしをしていると、「エポキシ」を「エポシキ」という人がいます。英語では「EPOXY」。
もちろん正しいのは「エポキシ」

それから、やはり電話で話をしているときに、「システムスリー」のことを「スリーエム」という人がいます。当店で扱っているのは「システムスリー」です。スリーエム(3M)というやはり接着剤などのメーカーがあるので混同しているものと思われますが、「システムスリー」と「スリーエム」はまったくの別もの。

「スパーウレタンヴァーニッシュ」という製品があります。ウレタンニスです。
よく「スーパーウレタンヴァーニッシュ」と言う人がいます。「スーパー」ではありません。正しくは「スパー」です。「スパー」は英語では「SPAR」で、帆船のマストや帆桁などを意味します。昔これらに塗られていたので「スパーヴァーニッシュ」といいます。本職の塗料屋さんでも勘違いしているひとが結構います。
ちなみに「ニス」や「ワニス」は「ヴァーニッシュ」がなまったもの。

「計量カップ」
変換間違いで「軽量カップ」となっている人がたまにいます。たしかに軽いけど・・

「ミルドグラスファイバー」という商品があります。まちがえて「ミルド」が「ミドル」となっていることがよくあります。
ミルドは英語で「milled」です。「粉砕する」という意味の「mill」の過去分詞形です。コーヒーミルやペッパーミルのミルと同じです。
だから「ミルドグラスファイバー」は「粉砕されたガラス繊維」という意味です。